blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

たまに必要になるClipboard.exe

クリップボードの内容をファイル化するツール。
たいていは、Wordに「形式を指定して貼り付け」れば何の問題もないのだが、メタファイルのファイル化に、ごくたまに必要になる。
 
▽奈良の先生の御作、ありがたや。
denki.nara-edu.ac.jp

アイコンはこんな感じ、493KB
起動画面。右上の「WMFファイル作成」にチェックを入れて置くとメタファイルが作られる。
enhmetafile.emf と、 metafilepict.wmf と言う二つのメタファイルが生成される。

Pfeiffer HiCube Classic80(3)RP交換

ロータリーGHD-031Aがアールデックから到着。何とか期限に間に合った。
油(R2、0.37L)は入っていたので、早速、ターボの筐体にセット。
ロータリーの引き口側のフレキ(NW16)にオイル上がりしているので、Oリングも全部、超音波洗浄機でイソプロパノールを大量投入して洗った。三回ゆすぎ。
オイル混じりのアルコールは捨てられないのでビニール袋に入れて部屋の外に放置。
しかし、よく、ターボ内までオイルが行かないものだと感心したが、もしかすると多少は行ってしまっているのかも知れない。

配線を何とかスマホの写真を見ながら思い出して再結線。自動運転なので、かなり複雑。
取付はさらに難渋。NWカップリングを嵌めるのに数十分かかった。
おまけに、ロータリーポンプ本体も別製品なので、クレードルにねじ止め出来ない。
さらに、ロータリーの排気口側のネジ穴仕様が分からず、マニュアルにも書いていないので、電話して聞いた。G3/4だと即答してくれた。
なぜマニュアルに記載しないのだろう。旧知のE君は、アルバックの重鎮となっているので、今度会ったら言ってやりたい。
さらに小一時間、脂汗を流しながらリレーボックスやファンを何とか戻して、動作確認。へとへとになった。
  

  • メモ(以前のポンプとの比較)
    • アルカテルDuo2.5、3.2A、2.5m3/h、6×10-3mbar
    • アルバックGHD-031A、1.85A、30L/min(1.8m3/h)、6.7×10-1Pa(6.7×10-3mbar)

 
あとは、ロータリーポンプ本体の、筐体への固定が必要かどうか(長時間運転中に振動でどこかへずれたり、擦れたりしないか)を検討するのと、G3/4-NW10のアダプタを買って、オイルトラップの付いた排気ラインに繋ぐだけ。簡単かと思ったら、G3/4の方はOリング対応にしないといけないみたい。でもロータリーの排気口だからテフロンシールでいいかも。いずれにしても自作しないと、、、。
(メモ)惜しかったのは、アルバックのダイアフラム型ドライ真空ポンプ「DAU-20」。値段がちょっと高いだけで、ターボ補助をドライに置き換えられる(但し20L/min)。今回は納期が間に合わなかった。次回はこれにしたい。


今日はK先生の講演会だった。RVB-LとVBGとVBCの違いがやっと分かった。和と熱活性と一択、と言うことらしい。

bloch.hatenablog.com

キーサイトのGPIBをNIのVISAで動かす(3)

以前の〔メモ1〕、〔メモ2
キーサイト(旧アジレント・HP)のGPIBアダプタを、NIのVISAで動かす方法について。
最近、WindowsもVISAもバージョンアップして、見かけが変わったので再びメモ。
今回、混乱したのは、NIのVISA-MAX(Measurement & Automation Explorer)がなかなか見つからなかったところ。正式名は、「NI MAX」であり、ハイフンは入らない。また、「NI-488.2 MAX」と呼ばれる場合もある。
 

NIの488.2ドライバをインストールする際にMAXにチェックを入れる。(VISAドライバとは別に入れる必要がある)

※自分はgpib-32.dllを呼んでいるので、488.2ドライバを別にインストールしている。VISAドライバ経由で、GPIBを呼べるかどうかは未検証。
 

NI MAXが無事にインストールされた

 

IDNが通じないチョー古い装置も認識してくれている

  
 

アジレント/HPのGPIBを認識させるには、488.2オプションでなく、VISAオプションから設定する

 

以前に記したように、「パスポート チューリップ」にチェックを入れる。なぜTulipsなのかは不明だが、その昔、IBM-PC互換機でTulip Computerというのがあったらしい。関係あるのだろうか?

  

このNIのソフトウェア設定(488.2&VISA)が終わったら、今度は、Keisight側の設定。
まず、というかこれ一つだけなのだが、Keysight IO Suiteというやつをセットアップ。

NIのドライバはサイズが小さいが、これらは「ダウンローダ」であり、起動すると大量のファイルをオンラインで導入する。

  

>

無事にセットアップが終わったところ。黒く丸いアイコンがIO Suiteである。緑のアイコンは「NI デバイスモニタ」であるが、使わない。

キーサイトのIO Suiteをセットアップ、実行したところ。デバイスが認識されており、IO通信も正常に行われるが、NI-VISAを使う自作のソフトウェアは未だ動かない。

  
 
>

設定は「歯車のアイコン」一択で「Settings」。最初、これが分からなくて大分、往生した。
< 

この画面で、Enableにチェックを入れる(こんなのは昔は、無かったような気がする)

何とか動くようになった。が、誰もいない。

PSドライバはやっぱりリコー

EPSのファイルを出せと大命が下った。
結局、RICOHのプリンタドライバをインストール。
CANONのはダメだった。「PS3」って、Postscriptでないのだろうか? 吐いた中身はPSっぽいのだけれど。


(後記)RICOHのPSファイルは、先頭が、ESC+%!PS-Adobe-3.0 となっていたが、CANONのには、その前に数キロバイトのバイナリーが付いていた。但し、それを切り取ってもGSで表示させられなかった。やっぱり大昔から言われて来たように、RICHO一択のようだ。

MICコネクタのオス・メス逆のやつ

何台かはヒロセのRM12BPE-5PH(76)だったのだが、残りの何台かが、謎のコネクタ(プラグ)だった。
このコネクタは、いわゆる「MICコネクタ」に似ているのだが、オスメスが逆でピンは細い。そして、ピンの周囲にスリット入りの円筒形シースが巻いてある。篏合部分の直径は10ミリくらい。検索しても全く見つからない。不戦敗か?

 

6ピンのオスでセンター+正五角形配置。ネジのリングでロックするタイプ(バヨネットやプッシュプルではない)

 

ピンの太さは「MICコネクタ」よりずっと細い。

 

外形・大きさは「MICコネクタ」にそっくり。但し、オスメス逆

 

みかけは、七星のメタルコネクタとちょっと似ているが、ずっと小さく、仕上げはメッキ。ピンの周りのシースのスリットがそっくり。

 

見かけから判断すると日本製、多分。少なくともアンフェノールMILとか、レモ系ではない。

ヘルプ!

電源、ROM交換で治らず

A社から突然電話。non-Volatile RAMを交換して見たいとのこと。
あと、内蔵のバッテリーもチェックしたいらしい。
Yoshinoさん、直々に当日来訪。

RAM交換のあと、リセットが上手く行かず、結局、Y先生のメールを検索した:

1.電源の全面パネルに出ているモデル名 (SMS160C?) を忘れない様記録してください。
2. 電源のマニュアル(P68? Non-volatile storage initialisation のページ)にあります様に、電源のスウィッチの ON と SELECT ボタンを同時に押してください*。 
すると、"Initialisse non-volatile memory ......" という表示が出ますので、何か Key (Enter でも)を押し、電源のモデル名が同じならば Select ボタンを押してください。とりあえず電源のソフトリセットができます。
*もし、電源を ON にしたときに Remoto ボタンが同時に点灯する場合は ON + SELECT + REMOTE を同時に押してください。

結局、交換しても症状は変わらず。
低速にするとフラフラし出す。
そして、起動時にモデルNo.が表示されないときは、出力も出ない(クランプされたまま)のも変わらず。
残念。

TR6143落札

狙っていたTR6142が、ちょっと目を離していた(=酔っ払っていた)すきに、吊り上げられて終了していたので、隣のTR6143に入札。
今度は無事に14,000で落札。送料別。
無事に領収書を送ってくれるそうなので、自腹は免れた。ほっとした。
 
家からいろいろ操作するのに「定電圧源」として便利。
何とキー(=ボタンスイッチ)が全部動作したので、逆に驚いた。昔はみんなして毎日、触っていたのでアッと言う間に効かなくなったのだろうか。
新品を買うと何十万もする。USBにパラレルポート付けてDAを付ける元気はないし、、、。
 
とりあえず、PINダイオードのアッテネータ駆動用に使う。家からパワー調整出来るのはありがたい。

NW-PTアダプタが来た

KF16-PT1/4、KF24-PT-1/8、KF16-PT1/8の三種が来た。KF16-PT1/8も頼んでいたのだけれど品切れだとか。
合計10個頼んで、9,720円で、クーポン割引-777円で、支払8,943円(税込、送料込)。
バリだらけで、十数年前にアキバの通販で売っていたような粗悪BNCコネクタみたい、ということは全くなく、完璧な仕上がり。
きっと、超絶職人芸(曲芸とかフィギュア作製とか、のような)のお人が居るのだろう。
ただ、餃子のこともあるので、三回くらい超音波洗浄した。

楽天の店舗連絡先は、

DMART (SHENZHEN) COMPANY LIMITED
〒518000 Guangdong No.3,Langyue road,Tangxiayong,Songgang Street,Bao'an district Shenzhen
TEL:029-862-1185 FAX:029-862-1185
代表者:Jin CHEN
店舗運営責任者:Yang Pingqiao(Operation Department)
店舗セキュリティ責任者:Yang Pingqiao

しかし、送ってきた封筒を見ると、

Tony Zeng、Gao Guang Road、Xu Jing Town、QingPu district、Shang Hai
(維基百科/繁体字)によると、
徐涇鎮,是中華人民共和國上海市青浦區下轄的一個鄉鎮級行政單位。[1]面積38.59平方公里。戶籍人口2.82萬人(2008年)。

で、さらに検索すると、「送り付け詐欺」とか、「Scamwatcher」に何件も現れる。
今回の取引を見るとそんなことはなく、まっとうな会社だと思うのだが、おそらく取引量が尋常でなく多いので「送付ミス」や、「いい加減な対応」が、詐欺として捉えられているのだろう。良いことである。
 
 
最後に、伝票の品名が、「Sanitary Fittings」になっていたのを見つけて「最後の最後で、どんでん返しか!」と腰を抜かしそうになり、ダッシュで、昨日、洗って乾かしていた部屋に行って、確かめた。フツーにNWだったのでほっとした。

高圧ホースから漏水?

漏水ではない、おそらく。
昇温時に露結した水が垂れているのだと思う。しかしその量が結構な量になっている。1,2リットルはありそう。
今朝も掃除の人が見つけてくれて、ウェスまで持って来てくれた。ありがたい。頭が上がらない。
不思議なのは昇温・停電時に水が垂れるのは一つのサイト(6T)に決まっていること。
ほかのサイトでは水が垂れたこは一切ない。
ホースを触って見ると確かに露結した部分は冷たい。しかし、装置側とつながっている両端はそれほどでもない。
高圧ホースが地面を這っている部分は全てすのこで覆っているので、踏まれて変形して、ということはないはず。

それにしても冷却ホースが外れたり破断したりした、ホントの漏水でなくてよかった。

TR6142競り負けた

四千円くらいで競り合っていたのだけれど、夜になって終了間際にちょっと、ジェムソン・スタウトをいただいて余韻に浸っている間にちょっと上げられたのを見逃してしまった。痛恨。
代わりにTR6143に入札してみた(爆)。
家からパワー調整するのにPINダイオードアッテネータにかける電圧調整に便利。

IVCに入れっぱなしになっている試料、室温のボールバルブからエアが漏れていそう(当然、、、)なので、ヘリウム4で置換してちょっと加圧して閉めた。とりあえずメモ。
Y先生からの返事はなし。スマホくらいは操作出来るているかと思ったがそうではないらしい(泣)。

原因不明

スチュアート氏と、A社の二人が三人でやって来たけれど、結局、原因不明。
一緒に写真を写してもらって、Y先生にお送りした。

電圧リミットモードで常に使えるように、Voltage Limitのセットコマンドをインプリメント
レートが低いと、ふらふらしたまま全く進まないこともあるので、注意が必要。一旦上げてやってそこから低速に戻す。
あと、電源ON時にバージョンNo.表示にならない場合は、暴走しているので、入れ直しが必要。
 
(メモ)定電流源。
レークショア121、横河GS200、エーディーシー 直流電圧・電流源/モニタ 6241A、いずれも20万超。
結局、ヤフオクでTR6142(!爆)を千円で入札したら、自動応札で1,600円まで上げられた。どうなるやら、、、。

L340、永眠、明日はスチュアートさんが来る予定

その昔、Y先生におまけで付けていただいたL340がお亡くなりになった。

電源を入れると液晶ランプが数秒間隔で明滅する。
「気合でスイッチを入れて」もだめ。そもそも、リモート(シリアル/VISA)も応答しないのでお手上げ。

筐体を開けると、基板裏に、ケミコンを交換したような、半田付けの痕がある。
確か、何年か前の晩にY先生が突然やって来て、「湖畔のケミコンがリコールになったので交換しろ」、とおっしゃる。
スルーホール基板の部品取替えを自分でやれと!?
まだ、「ハッコーの電動吸い取り器」を買う前だったので、ピストン式の吸い取り器をバシバシやりながら、何とか、4つの電解コンデンサを外し、お持ちいただいたパーツと交換した。
そして、電源を入れると、、、、液晶が真っ白に点灯、何も見えず、呆然。
Y先生に慰められながら、がっくりして帰宅したのだが、翌朝、気合でスイッチを入れると何と復活。
Y先生に「さすがです」と、メールで褒められて複雑な気持ちになったのを覚えている。
 
その後も、気合を入れて背面のスイッチを押すと正常に作動する、と言うことがしばらく続いた。
最近は、気合を入れなくとも動いていたが、そもそも気合が無くなって、点けっぱなしにしていたような気がする。それで全く気にかけることもなかったのだが、数日前に、全く動かなくなった。
筐体内部をブロアーで掃除してみたけれどダメ。
とうとうお陀仏。
  
Cryoconに置き換える他はないのだけれど、こいつは、ユーティリティのシリアルポートの番号が、旧型番は1~4番、ちょっと古い型は1~9番までにしか対応していない。「ちょっと古い型」用のアプリでも、「旧型」に一応、つながりはするが、較正カーブをアップロードしようとすると何回かエラーが出て心臓に悪い上に、どの番号のメモリに入るのか、さっぱり要領を得ない。
しかし、ともかく置き換えないと、、、、あと、FTDIのドライバを入れて認識させて、、、。
(後記)無事に認識。最初、USBハブに繋いだら全く動かず、一旦、PC本体のUSBコネクタにつないで認識させてから戻した。ただ、その際に、今回動かなくなったL340のシリアルUSBケーブルも外したので、USBハブ経由だから認識しなかったのかどうかは不明。
 

▽スチュアートさんはこの件でいらっしゃる。(後記)朝、出力をショートして動作確認。出力ショートだと電圧の振動は起きない。「インダクタンス+電流制限モード」の二条件が同時に満たされると振動する。
bloch.hatenablog.com

NW-Ptあった

やはり、中国製。
楽天のuxcellで発見。ステンレス製。値段も手ごろ。(特注で作らせると一万円近くなる)

  • パイプフィッティング クランプフィッティング 6mmPT オスネジ−30mmフェルール
  • パイプフィッティング クランプフィッティング 3 mmPT オスネジ−30mmフェルール
  • パイプフィッティング クランプフィッティング 6mmPT オスネジ−40mmフェルール
  • パイプフィッティング クランプフィッティング 3 mmPT オスネジ−40mmフェルール

直輸入の「個人輸入」になるのだとか。納期一か月なので、間に合わなかったら自腹。
30mmフェルールは、KF16、40はNW25、そして、6mmPtは1/4、3mmPtは1/8のこと。分かりやすい。

bloch.hatenablog.com