素でWindowsにつなげると、ヒューマンインターフェースデバイスの中に、HID準拠デバイス＋USB入力デバイスの二つが現れる。ハードウェアIDは、HID\VID_1352&PID_0121&REV_0001で、このままではVISAでは認識されない！
Visa Driver Wizardを立ち上げ、USBを選択すると、一覧が現れ、その中に、上のIDを持つデバイスがある。Manufacturer name（KM2Net Inc.）でも確認できる。
ウィザードを進めると、既知のデバイスクラスでインストールされているが、VISAドライバを入れて良いか？と聞かれるので、そのままどんどんプロシード。DOS窓が開いて、警告が現れるが、ずんずん進める。すると、デバイスマネージャの、ヒューマンインターフェースドライバは消えて、代わりに、「NI-VISA USB Devices」が現れる。
そうしたらしめたもので、VISA Interactive controleを立ち上げて、今度は認識されていることを確認し、IDをコピー：
USB0::0x1352::0x0121::NI-VISA-10001::RAW
これが、USB-IO2.0（AKI）のUSB-IDである。これを使ってVISA32.dll経由で制御すればよい。
ただしこれでめでたしメデタシかと言うと残念ながらそうではなく、デバイスクラスが変更されたため、秋月やKM2Netで提供しているテストソフトは一切使えなくなる。だから、ハード的に十分にテストしてから、切り替えを行うことが大事。まあ、PCが２台あれば気にしなくても良いし、デバイスマネージャでドライバ削除すれば簡単に戻れるので、それほど心配することもない。
