blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

しばらくぶりのトップチューン

3HeクライオにNMRプローブセット。と言ってもセミリジッド同軸を降ろしただけ。ヒートアンカーはこれから付ける予定。
とりあえず、10ターンくらいのコイルを縦向きにつけて、チューニングボックスを付けて、ネットアナで見ると、、、

ディップが出るわ出るわ。10メガくらいの間隔で沢山出る。λ/2を変えると、動くし強度も変わる。どれが本物なのだろう、、、。右側のブロードなやつもうまくマッチさせると急峻なディップに変わる。
(【後記】わかったけど秘密)
とりあえず、下から二番目の34MHzくらいのやつにロックオンして、一千万円の3Heクライオを何人かで支えながらワイスマグネットに突っ込むと、室温でテフロンテープの信号がバリバリ出たのでひと安心。でも他のピークが果たして本物かどうか、全く分からない。本物が一本だけなのかどうかも不明。コイルを外しても何本か出るのでどれかはスプリアスな気もするのだけれど、コイルを付けると全てのピークが移動するので、もしかすると全部OKなのかも知れない。
コイル側にアンテナを立てて、S_12も同時に測ったらどうだろうか。そうすればコイル側にパワーが降りて行っているかどうかわかるはず。


何十年か前にトップチューンでやってた頃は周波数が上がらなくて、KさんやCさんと無茶苦茶苦労した記憶があるのだけれど、あの頃はネットアナも無かったので仕方ない。
さらに、当時は周波数を先に決めてしまって、それにチューンしようとしてハマッていた。
簡単なのは、ともかくネットアナで見て、どのピークでも良いから急峻になるようにチューニングを合わせて、その周波数で測ることだ。

【メモ】

トリマ回転対応の準備もしていたのだけれど、、、。