blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

さらばboxcar

スーさんがボックスカーを持って行った(というか、自分のを持ち帰った)ので、何とかして今日中にオシロスコープで広幅磁場掃引スペクトルを測定できるようにしなければならない。
最初、四相で取ろうとしたのだけれど、どういうわけか、0-π/2の出力がIm側に出てしまう。そうだっけ?はて?微妙に位相がずれているのだろうか。0-0や、π-0はちゃんとReに出るのだが、180°の方を90度ずらすと、Imに出てしまう。16Tではそんなことはなかったはずなのに、、、。
仕方がないのでとりあえず00-π0-0π-ππで行くことにした。Lecroyの画面を四分割して外部掃引に切り替えてPCに転送して、+-+-で差し引く。オシロの一画面にほぼ同時にデータ蓄積されるので、磁場を完全に止める必要がないのが大きなメリット。早速、PC-98を隣の部屋で電源をつないだまま仮永眠させ、Windows7に切り替えた。するとちょっと目を離したスキにH君がRemote Desktopの設定をしていた。いや、なさって下さったと言うべきだ。
積分は16TのようにFFTにしようかとも思ったけれど、それほどS/Nが向上したわけでも無いので、単なる積分にしてしまった。あとは、磁場指定をGaussで行うようにすれば、WindowsのShellで、for /L %%h (10.1,0.01,10.4) call measure %file% %%h...とかやれば勝手に磁場掃引+測定をしてくれる。なお、forと/Lの間はスペースが必須。
※後記 うそでした。for /Lは整数しか扱えないのでfor /L %%h (101000,100,104000) call measure %file% %%h...のように、ガウス単位で書く必要がある。というわけで、電源の制御プログラムもガウス入力を受け付けるように書き換えた。
※もう一つ、磁場の読み取りにスパイクノイズが入る。とんでもない値ではなく、十〜数十%のずれ。不可解なのは、同時にオシロ積分値も影響を受けていること。何が起きているのだろう。