blochの日記

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両振れメータ

マグネットのインダクタンスがかなり大きく、磁場が止まるまでに何と1分以上かかる。そういう用途なのでそれで全然困らないのだが、信号を探す際に、磁場が止まっているのか未だ動いているのかすぐに知りたいので、両振れのメータを付けることにした。
電源本体にもデジタル表示の電圧が出るのだが2桁の精度しかない。さらに、電源の出力電圧なので、高磁場だとケーブルの分が1V以上出てしまう。で、両振れのメータを探したのだが、何と出来合いの品は秋月やRSにすら売っていない。スピアのカーボン抵抗や東芝のホール素子TH119やAvantecの高周波素子のように、この世から絶滅したのか!、と一瞬思ったが、ゼロセンターメーター(両振れメータ)は、メーカー特注で作って貰わないとダメなのだそうだ。絶滅したわけでなくて良かった。
ゼロセンターメータなど、そう何個も買うわけでもないし、精度も不要で、ゼロになったかどうかさえ見やすくわかれば良いので、「理科教材用の検流計(ガルバノメータ)」をポイント十倍の楽天の店で買うことにした。
後記)抵抗入りで、最大電圧が±700mVくらいだったのでちょうど良かった。

後記)C社の英国人が来た際、メーターを見てこの「G」は何だ?と尋ねて来た。何か特殊なメータだと思ったらしい。単に教材用の検流計が安かったからで、ちゃんとしたセンターメータはとても高いし、箱にいれるのもかったるいし、、、と長々説明してしまった。