blochの日記

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直交変調器がONでOFFになる?

そんなはずは無いのだけれど、その昔(2003年度)、女の子に作ってもらった、QPSKパルス変調器を久しぶりに電源を入れて、150MHzで動作させたら、何とパルスONのところの出力振幅が小さくなるという珍現象に出くわした。もちろん、パルスの前後10マイクロ秒程度の外側は、ファイナル用のゲートで閉じているので、パワーアンプが焼けるようなことは無いのであるが、一瞬、ちょっと焦った。
150MHzで動かないのは、それもそのはずで、R&Kの「8ピンタイプ」の部品を集めて、ユニバーサル基盤上に作った装置だから。当時はかなり頭をひねって、8ピンの部品群、4to1、SW×4、ATT×4、0-0、0-180×2の配置を考えて、最短距離になるようにしたのだが、さすがに150MHzでの動作は厳しい。
確かに100MHzに下げるときっちり動作して、新しい16Tのマグネットで、信号の初観測に成功した。
【後記】結局、直交変調器内蔵のレシーバーを16Tに移した。