blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

あきらめか?

みなさん頑張っていただいたのだけれど、20センチ余計に浮かせて、結局、14までしか上がらなかった。以前の部屋では16まで行っていたのに大変残念。
何センチ浮かせるか、スチュアートさんと決めた際、これだけ上げれば床の鉄筋による磁場は十分減衰する、と言われたのだけれど、クエンチしてみんな帰ったあと、一人でスマホの磁場計でマグネット下の磁場を測ってみてびっくり。床面の磁場は7Gで、少し高い位置にすると3Gくらいまで下がるのだが、そこからマグネット下面まで、一向に減らないのだ。そうだ、鉄筋が巨大なモーメントを作るので、フラックスは鉛直平行に伸びるから一定の磁場になってしまうのだろう。いやはや。しかしこれに早く気付いたところでどうしようもなかった。これ以上浮かせると今度は天井と干渉してしまうのだ。それにこの解釈が正しいと言う保証もない。離れたところに置いてある他の二つは定格通り出ているので(但し、定格はずっと小さいが)。
スチュアートさんとY先生は、電源の問題かも知れないので安定させるためのダンプ抵抗を秋葉原に買いに行くと言って帰られた。土曜日にラジオデパート開いているだろうか、、、。


(メモ)スマホの磁場計(GaussMeter、Keuwlsoft)はなかなか良い。最近のスマホは三軸センサーを内蔵していて、磁場の方向と大きさが測れるので、持ち手の方向がぶれても大きさはほぼ一定を保ち、磁場の場所変化を見るのに大変都合が良い。
昔(と言っても数年前)水冷鉄心で真面目に仕事をしようと思った際に、レークショアのガウスメータを買ったのだけれど、こいつは精度は良くて、ホールピースに貼り付けて使う分には良いが、1成分しか見ないので、センサーを手で持って動かすと角度変動によるぶれが大きくて使い物にならない。その水冷鉄心は前々回の引っ越しで廃棄してしまった。