SMS120に繋いで見る
C社(と言うかCryogenicね)の電源(SMS150)をPC(Win7)に繋いで見た。やったことは、
- PCに、NI-VISAをインストール(500MB以上ある)
- NI-VISAは売り物みたいなのだけど、ログオン出来る(以前にGPIBを山ほど買った)人にはとりあえずダウンロードさせてくれるみたい。結局、ライセンスを買う必要があるのかどうなのか、不明。
- 何もデバイスを繋がないとUSBインターフェースは見えない
- GPIBはしっかり見える
- SMS120をUSBでPCに接続
- 長くて太いUSBケーブルA-Bを買わんと。
- すると、自動でドライバを探しに行き、何とインストールしてしまう、Win7偉い。
- マニュアルにも、XP以降であれば自動で、USBコントローラとvirtual COMポートをインストールすると書いてあった
- VISA Interactive Controlを立ち上げる。
- Devicesの中に ASRL3::INSTR があるのを確認してダブルクリック。
- あっさりしたアイデンティファイアだこと!
- *IDN?\nの文字列をQueryで送ってみる
- 右側にRead Operation No Errorが出る。
- 下側に電源SMS120からのメッセージが出れば成功
- -------> Commands: G(ET),R(AMP),P(AUSE),H(EATER),T(ESLA),S(ET),X(TRIP),U(PDATE),L(OCK)\r\n
- Configuration−IOsettingでデリミタを\nに設定するか、毎回\nを付けて送信する。
- updateコマンドあるいは気紛れで送ってくる13行メッセージはこれ
- USB/visaでは、それほど気紛れではないようだ。
00:46:50 MID SETTING: 0.000000 TESLA
........ REMOTE CONTROL: ENABLED
........ EXTERNAL TRIP: DISABLED
........ FIELD CONSTANT: 0.14661 T/A
........ HEATER OUTPUT: 1.5 VOLTS
........ VOLTAGE LIMIT: 2.5 VOLTS
........ RAMP RATE: 0.0185 A/SEC
........ MID SETTING: 0.000000 TESLA
........ MAX SETTING: 16.000091 TESLA
........ HEATER STATUS: OFF
........ PAUSE STATUS: OFF
........ RAMP STATUS: RAMPING FROM 1.99999 TO 0.00000 TESLA AT 0.0185 A/SEC
........ LEVEL GAUGE: 0 mm
00:47:06 OUTPUT: 1.95786 TESLA AT -0.7 VOLTS
あっさりUSBで制御出来た。あとはvisa32.dllを叩くプログラムを作るだけだ。ただ問題は、例によってCryogenicの装置が、上のメッセージを突如として送って来ることだ。
C社のC先生に「電源のインターフェースはUSBのままで良い」とメールをうたねば。
【後記】USBバージョンのSMSでは例のオープニングメッセージを勝手に送って来ることはなくなっていた。