blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

ESRメモ

二回目の「ESR」なる実験。今回はアセトニトリル+トルエンに溶かして行った。1ミリモル毎Lくらいに薄めるのだそうだ。溶けにくい場合は超音波洗浄機で揺する。
そんなに薄くしても液体だとガンガン見えるらしい、と思ったら、室温では見えないので冷やすのだそうだ。それも液体窒素で。そのために試料管を肉厚の石英にしているらしい。
液体窒素が突沸すると、信号が跳ぶので、測定中(数分)は、噴かないようにひたすら祈ることが必要。だったら、室温で積算すれば、と思うのだけれど、なぜか、積算は嫌いなようである。なぜだろう?
あと、沸騰の泡を抑えるために、最初、デュワーの先端部分を細い金属チューブ(φ2くらい)でひたすらかきまわしていた。そんなンで沸騰が納まるかな、と思ったけれど、数分で納まったのでびっくり。
また、キャビティの周波数を毎回校正してロックするようで、試料入れ替えの度に周波数が変わるので注意が必要。
で、前に記したように二つのモノでは全く変わらず。残念。