手裏剣のギャップ(何と!!)を測りながら、Krさんのための準備。プローブの先端を丸ごと、超音波洗浄器に入れてじゃぼじゃぼ洗った。洗う前はオシロではっきり見えるほどだったのが、完璧に消えた。またアベレージはしていないので完全に消えたかどうかはわからないが。
そうこうしているうちに、リード線をテフロンテープで止めたまま、シールド管を引っ張ってしまい、何本か切った。撚り線作って配線し直しか、と一瞬、目の前が真っ暗になったけれど、エンパイヤチューブを切り進んで行って、切れた部分を何とか掴めた。上のコネクタ部分も一部切れていたのでそっちもやり直して、二時間くらいでリカバー出来た。
思えば、シールド管廻りは、線直付け(空中配線)から始まって、プリント基板経由になって革命的だと思っていたのが、それも出来なくなって、ICピッチのコネクタで繋ぐようになり、これは永遠だ、と思っていたのがそれすら出来ない(コネクタの線を引っ張って切ってしまう)ことになって、ついに、ケーブルを十分長くしておいて、接続作業無しで、ヒーターと温度計のついたシールド管を取り外せるようになった。と言うか、ここまで退化した。