blochの日記

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MIL-DTL-26482続き

MIL-DTL-26482(アンフェノール)で、12-10タイプのケーブルが数本見つかった。ジャニスのプローブの付属品だったらしい(全く使わないのであるが、数年に一度、Kさんところの人が借りに来ることがある)。すると、
PT02H-12-10
で、裏面直径φ17.1(注:PT00-12の裏面直径はφ14.6)なので、OリングP18(太さ2.4)と合わせられそう。ネジ穴位置(□18.3、φ3.7)やフランジ外径(□23.8)を考えると全くぎりぎりではあるが。ちょっと考えてみた。すると、

Oリング溝を内径φ18に掘る(中心径φ20.4)とするとOリング幅2.4より、外径φ22.8となって、フランジ外径□23.8にぎりぎり収まる。但し、マージンは0.5しかない。
次に、ネジ穴位置の半径は18.3/2×√2=12.94で、φ3.7キリであるから、内径は半径12.94−3.7/2=11.09となる。これはOリングの外半径φ22.8/2=11.4に被さるのでNGである。
しかしもし、Oリング溝を内径φ17.1(コネクタ外径と合わせる。すなわち、溝でなく、片側段なし)とすると、外径は17.1+2.4×2=21.9で、半径は10.95となってぎりぎり収まる。さらに筐体側のネジ孔をφ3.7でなくM3にすれば、ネジ穴位置の内半径は、12.94−3/2=11.44となり、マージン約0.5を確保できる。

【ジェック東リ社10ピンハーメチック顛末】
疲れてしまっていたら、J社から電話があり、ディスコンではなく、取り付け孔が内径φ8から、φ9.7(およそ3/8")に変更になっただけであるとのこと。何と人騒がせな。