いろいろトラブルが起こったのでメモして置く。
まず、マグネット電源がやはりおかしい。
12T用のSMS150が出力端子のクランプ(電子式)が開放しなくなったので、出力が±数ボルト激しく振動していてもはやだめだと思われていた16Tの古いのをつないでみたら、何と正常に動きそう。
と言うので安心して使っていた。一月までは本格使用もしていた。しかし、昨日、ゼロから上まで掃引させたら、途中で引き返すはフラフラするはジャンプするは、のやりたい放題。落ちないのが不思議なくらい。
まあ止めていれば大丈夫なので、しばらくは耐え忍ぶほかない。
次は、HPのネットアナがついに故障。突然故障。
アジレントとかキーサイトではなく、モノホンのHP、1999年に買ったもの。
最初、スィープRF出力が全く出ないと思いきや、大体50数メガより低いところで発振が停まるらしい。だから、60メガ以上で使えば大丈夫。
しかし仕事の内容によってはいつでもそういうわけに行かないので、隣のロシア製のVNAにつなぐことにした。16Tのケーブルとワンタッチで切り替えられるようにと、ハム用のアンテナ切り替え器をかましたら、とんでもない大きさのディップが等間隔に出る。入出力端子はN型なので、ある程度は広帯域を意識している製品のはずなのに、、、。やはりこういうのはオシロのトリガーの切り替えくらいにしか使えないと思った方が良いのかも。
この件は続きがあって、このロシア製のVNA出力をどこからでも見えるように背の高いラックの上に液晶モニタを置いて同時出力しているのだが、そのモニタが壊れていたので交換。
次は、レークショアの温度計データが破損。
低温部のデータがメモリー上でぐちゃぐちゃになっていた。何が起こった? そもそも340の寿命なのか?
ともかく入れ直さないと、と言うことで元データを探したのだけれど見つからない。
昔のメールまであたって、スーさんが昔、校正してくれたものであることを発見。
元データは四、五百以上もあるので、間引く必要があって、Excelで作業。通し番号を付けたり、先頭のヘッダ形式とか、データ区切りの文字とかで、イライラして来たら、ファイル名が違っている340形式のデータファイルが残っていて何とか気持ちが落ち着いた。
しかし、続きがあって、カーブハンドラで機械にアップロードする際、シリアル接続は「8N」(ノーパリティ8ビット)なのであるが、普段、NIのVISAでつなげている際は「7Odd」(オッドパリティ7ビット)なのだ。まあこれはなんか記憶の片隅に残っていてすんなり作業出来た。
しかし、このあと、温度計の接続が正負反転、と言う続きがあった。これもあるあるなので、「反転ケーブル」を作ってあったのだけれどそれが見つからず、爆発しそうになったが、お世話になっているWさんの笑顔を思い出しながら、新たにアンフェノールコネクタの専用反転ケーブルを作り直して無事に反転出来た。
疲れ果てたところにWさんから「チェンマイからのDHLの配送届きましたか?」のメールが。
タイ側に「こんなん送って大丈夫?」と聞かれて「試供品とでも書いて送れ」と軽く対応したらしい。
そう言えば、十数年前、大王様も同じことをおっしゃっていたのを思い出した。