和と差ではやはり大変なので、片側入力だけをONするロジックを追加した。74LS00を空中配線で追加。電源はUSBインタフェースから取り、FG入力とUSBIO2のJ1側(プルアップ無し)の(N)ANDを取って、もう一段、反転させて出力。各ピンへの配線はテフロンチューブを被せるとかなりしっかりして、空中配線上等!である。
他の配線についてのメモ。
- モーター電源ON、双頭スイッチで、2kΩ(1+1)を通してメイン電源(24V)プルアップ
- 回転方向反転、USBIO2のJ2にダイレクト。CMOSなので、プルアップ必要なし
- 同表示LED、車用LEDブラケットに1kΩ経由で接続(反対側はGND)
- J2側、1=反転L、2=表示L、4=反転R、8=表示R
- 回転パルス入力R正極、BNCへ直結(負極は筐体)
- 回転パルス入力L正極(今回の改造)
- NANDで、USBIO2のJ2(第2ビット)とANDを取って、もう一回反転し、ドライバの負極へ。ドライバ正極は50Ω経由でUSBIO2のVCC(5V)へ。
結局、二入力は、
- R側(入力でφ回転)USB制御なし、表示はφ−θ
- L側(入力でθ及び−φ回転)USB制御あり、表示はθ
なので、入力パルス数は、Rのみ(J1-2オフでL側断)か、R+L両方か、の切り替えで良い、と言うか、その二つのみ、と約束しておく。それと回転方向の切り替えがあるので4通りだけ。
問題は筐体パネルのカウンタ表示であり、L側は常にθそのもの(θ/36)が表示されるのだけれど、R側は、(φ−θ)/24 になる。よって、φを求めるには、(R表示・24+L表示・36)とする。
なお、エンコーダは1回転で100Pでカウンタは10分周してあり、モーターは500Pでエンコーダ側1回転、ギヤ下側は減速比1/30なので、結局、各側表示は、500×30=15000P入力で、モーター下軸1回転し、エンコーダは30×100カウント出すので、カウンタは300カウントする。