blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

スティーブンのくれたBIN(続き)

昨日の話の続き。
貰って来たBINをラックに取り付け、古いBINを部屋の前にそっと置いた。で、二台に増えたEG&Gのボックスカーにトリガをかけようとすると、元からあった方に全くかからない。
こいつは十五年前くらいに、内蔵のディレイ調整ポテンショメータがいかれて動かなくなり、仕方が無いので基板から外して(簡単に書くけど両面基板からポテンショを取り外すのはそれほど簡単でない)、代わりにサカエ製の5kの大型ポテンショ(直径4センチくらい)を外付けにした。さらにその際、トリガーレベルのポテンショも外してしまい、筐体の内部のリード線に縛り付けた。どうしてレートの方も外したのだろう。「リード線を取り出す孔が無かった」という記憶と、「間違えて最初、トリガーレベルの方のポテンショを外してしまった」という記憶が交錯している。
でも、その当時夜の八時くらいにみんなでアウェーの某所で一緒に直してたなあ、と言う大変良い想い出でもある。

段々、記憶が蘇って来たので、筐体を開けて、レベル調整のポテンショを少し回したり、トリガモードのスイッチに接点復活剤をスプレーしたりしていたら、正常にトリガがかかるようになった。
EG&Gに限らず、SRSもそうなのだが、この手のボックスカーのディレイは数ナノからせいぜい数マイクロの領域になっているのが普通で、長くするには、ユーザーモードの端子にユーザーがキャパシタを取り付ける。これが、元のEG&GとKrさんから貰った?EG&Gとで異なっている。だから、内蔵ディレイはゼロに設定して、トリガの方をボックスカー専用トリガーパルス(少し遅れたやつ)を用意した方が良い。

これは既に隣の6サイトのSRSのボックスカーでもディレイポテンショがいかれたので既にそうしているし、それからまた、これはだいぶ前(十数年前)のことであるが、山の上のTkgさんが、突然、Blochに電話をしてきて「ノイズの原因のほとんどがゲート位置のふらつきによるものであるが、お前は如何にして対応しておるか?」とおっしゃられた。
仰天し、思わず立ち上がっておじぎしながら電話応対してしまった。