blochの日記

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PMCドライバとカウンタを直した

試料を回すステッピングモータのドライバが足りないのでもう一つ作ろうと思っていたら、部屋の隅に黒い筐体がひっそりと置かれていた!
おそらくNKJが作製したものらしい。中に手書きのメモが入っている。嬉しくなって動作確認をしようとプローブに繋いでみたが、エンコーダはカウントするものの、ステッピングドライバは一向に動く気配がない。
フタを開けてみると、結構、悲惨な配線をしている。ドライバのピンコネクタにケーブルを必死で押し込んで自己圧着しているのだけれど、何だか接触している気がしない。
おまけに、回転方向切り替えと電流オフSWの配線がデタラメ。
ボードに取り付ける完成ケーブルを一組取り出して、全部、配線をやり直した。やり直したというほどのものではないけれど、メモ。

  • OMRONのエンコーダは電源をカウンタから取れる。
  • PMCの電源は24VのACアダプタを利用するのが簡単。
  • PMCのドライバは1パルスモードで使用。オンボードSWでセットしておく。
  • パルス入力はBNCへそのままつなぐ。
  • 回転方向指定と電流オフは、+は電源へ、−は1.5Kの抵抗(電源24Vの場合)とSW経由(電流オフ)、BNC経由(回転方向指定)でアースへ。
    • 回転方向指定はBNCにショートプラグをつなぐ

ところが、それでも全く動かない。ステッピングモータへ電圧が全くかかっていない。さてはて??
何と、メイン電源が逆接になっていた。やる気無しモード突入後のNKJ(ナカジマ)恐るべし。そして、逆接でも壊れない保護回路内蔵のオリエンタルモータドライバに万歳。
無事に動いたら、今度はパルスを出すやつが足りない。せっかくVISAが使えるようになったからUSB接続のリーダー電子のやつにしようかと思ったけど、カタログを見ると中国製と書いてあったので破り捨てた。WF1941の後継機種を買わないとダメかな。


ストックメモ: 最近、オプションになってしまった完成ケーブルは、三組、買い置きがあった。一本使ったので残り二組。ボードは4枚、エンコーダは二つ、カウンタは一つ。モーターはいくつあるのだろう?
【後記】四つあった!思い出すたびにディスコンディスコンと騒いで買い込んでしまったらしい。やれやれ。でも現在、5台のローテーターがあるのでスペアとして多過ぎることはないか。