恐怖の昇温、という程でもないけれど、0.96LのDumpに3リットルの3Heを入れたので室温で絶対圧3atm(正圧で2気圧)になるはず。大体の目安は、
Sorb-main | 3He-P |
(K) | (atm) |
30 | -0.45 |
35 | -0.05 |
41 | +0.25 |
65 | +1.40 |
125 | +2.00 |
▽正圧が怖い(?)ので雑巾をかけた。何という小心者。
昇温手順は単に、4He交換ガスバルブを開放して、4He-1.5K冷凍機を通常の手順で止めて排気状態にするだけ。交換ガスバルブを開けるのは、万が一、大量の交換ガスを吸い込んでいる可能性に対処するため。
Lakeshore350のプログラムを書いて、S先生用のボックスとプローブを少し直して帰宅。今まで、こっちでは「ヒーターon/off」は意図的にインプリメントして来なかった。「オンオフくらいは見ながらやれよ」と言うつもりだった。
でも、R研のWさんのオペレーション「日本からコンデンス開始します」を見聞きして、自分のプログラムにもヒーターオンオフ機能もつけようかなという気になってきた。
セットポイントの単位と、制御先の選択をきちんとチェックしてくれれば良いのだけれど、なかなかそこまで気の回る人はたまにしかいない。
【後記】翌々日の朝、完全に昇温していて2.4気圧だった。
【後記】2015年4月、良く考えると(考えなくとも)、よくもまあ加圧状態のを送ってきたものだ。(2015年9月、何でこんなことを書いたのか?納品は真空状態だった)