図面引きに使っているCADソフト。Tommy software CAD/DRAW 2.20e(1997)
十年以上使っている。本体も、そして日本語JISフォント(英数字:JIS B 0001 J型斜体 + カナ:JIS Z 8904)も購入した。千円くらいだったと思う。大変重宝している。問題は本体が16ビットアプリなので、Windows7でなかなか動作しないのと、Windows8では絶対に動作しないことだ。とりあえず、XPモードを確保するために、ヨドバシでWin7ノートを急遽確保した。これで、Win7Proが二台、手元に出来た。
それともう一つ問題があって、件のJISフォントが極細線なので、寸法表示がとても見にくい。工場の年輩のエンジニアが全く文句を言わないのが不憫に感じるくらい、見にくい(自分も既に老眼だけど、、、)。そこで、JISフォントライブラリを改造することにした。
手順は、
- Load libraryで、JISDRAFT.TVLをロード
- Insert symbolで、サイズ100%にして、文字を一文字描画
- 高さは15mmになるはず
- 高さ25mmの縦長長方形を、フォントの左側に揃えて描画
- 描画された文字を選択
- 描画線を太くする
- Read symbolで、その文字をライブラリに読み込む
- このとき、クリックする位置は、文字のベースラインから25mmの高さ、水平位置はフォントの左側。
- Name of new symbolが当該フォントを選択していることを確認の上、Replaceをクリック
- Save libraryでJISDRAFT.TVLをセーブ
以上を繰り返す。面倒くさいので、とりあえず数字と±だけ書き換えた。
すると、、、寸法の描画は太字になった。位置合わせが結構大変だった。1だけ幅が細いのと、±が全体的にサイズ小さいのとで。
しかし、さらに問題が発生。コメントの数字が細いままなのだ。寸法線とコメントと、別のライブラリを読みに行っている?
【後記】さらに問題が、、、。文字高を3.5mm以外にすると、描画位置がかなりずれてしまう。「高さ25mm」のところをクリック、というのは3.5mmサイズのときだけうまく行くということか、、、。