ロウ付け用のバーナーには二種類ある。
業務用のハイパワータイプと、一般用・料理用のフツータイプである。どこで見分けるかと言うとボンベの口形状で、
- 業務用は「ねじ込み式」
- 一般用は「カセットコンロ式」
である。なかなか書いてあるところ(リンク先は榮製機)が無くてわかる(=両者に互換性なし)まで時間がかかった。特にボンベには、カセット用もねじ込み用もいずれにも、通常タイプとハイパワータイプ(ブタン・プロパン入り)が存在するのでわかりにくい。
【メモ】
- 榮製機
- EC,STCシリーズがカセット用、BTシリーズがねじ込みボンベ用
- 公称1900度
- 新富士バーナー
- 公称2000度
- 7X0がカセット用、8X0がねじ込みボンベ用
- ポケトーチやO2バーナーはこのメーカー
- フィールドチャッカーST-430,431用の専用ボンベST-720のみねじ込み式。800シリーズとの互換性は不明。
- プリンス(スタイルインデックス、現在はスタイル株)
- 公称2100℃(GT-X TYPE T、GT9000、GT9000F)
- 最近、GT9000Fと言うフレキホースタイプを出した。
- 公称2100℃(GT-X TYPE T、GT9000、GT9000F)
- イワタニ
- カセットボンベ用バーナーのみ
公称の火炎温度の差異が果たして有意かどうかは未だ不明。銀ロウ用にとりあえず、プリンスの最高温度のを買い足した。
【後記】2014年10月、現状で、プリンスの2100℃が最高温のようだが、パワーは3396kCal/hなので、新富士RZ-831の3,800kcal/hに負ける(但し、強力タイプのボンベRZ-860使用時)。しかし後者はwebサイトの一覧からは消されている。取りあえずは、首の長いタイプであれば高温なのでOK、と思っていれば良さそう。