blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

最初だけRemote Enableが自動でONになる

SMS120CをUSB経由(兼visa経由)で制御する際、リモート制御のスイッチは手動でONにする必要がある。これがOFFのままだとPCからの制御は受け付けず、PC側のプログラムもエラーを吐く。しかし、装置の電源をONして、最初にプログラムを起動した際は、自動でリモート制御がONになる。これを一旦、手動でオフにすると、もう二度と、自動でONにならない。
一見すると、それほど不思議ではない挙動なのだが、GPIBのことを知っていると、とても不思議。GPIBではREN線のenable/disableに追随してリモートランプが自動でon/offしたものである。だから、プログラムの先頭と最後は必ず、
handler=LoadLibrary('gpib-32.dll'); {Windows}
send_ifc(100);
REN_ennable(TRUE);
:
REN_enable(FALSE);
FreeLibrary(handler) {Windows}
と言うパターンになっていた。最後のREN_enable(FALSE);を忘れると、装置のスイッチが手動で効かなくなり、慌てたものである。