blochの日記

自虐ネタ以外のぐちは書かないようにしましょう

電場勾配テンソル

高温超伝導体をやっていた頃、点電荷近似の値が実測値と全く合わないのが定番になっていたので、合わないものだと決めつけていたのだけれど、スピネル等のイオン結晶の場合、結構合うのだ、とメスバウワーの研究をやっている人が言っていた。鉄、に限る話でないと良いのだけど、、、。
あと、点電荷近似に対して近似を上げる方法として、双極子の寄与を取り込むことをあげていた。波動関数の広がりではなく、双極子らしい。

高温超伝導体(銅酸化物)では、Shimizu-plotのこともあり、(anti)shielding effectのせいで、絶縁相であっても合わず、PCMって全然合わないんだと思い込んでしまっていた。